プロジェクト・ノオトオン
project notone


プロジェクト・ノオトオン
phase:2
2012. 2. 21---26
月眠ギャラリー

「テーブルの上の137億年」
90cm×90cmのテーブルの上に137億年を映し出すミニマム・プロジェクションマッピングの作品。
一人ずつブースに入りヘッドホンをつけて体験する、あなただけの約13分間の音と映像。
ミクロとマクロ、日常とファンタジー、デジタルとアナログ、無機物と有機物、
崩壊と再生、誕生、進化、神の視点と原子の視点、
そのすべてを飲み込んで繰り返される世界の営みと、未来へと繋がる時間。
1台のプロジェクタとヘッドフォン、小さなテーブルと椅子、最小限のシステムで世界の本質を描き出す、
デジタルとアナログのコンプレックス・インスタレーション。
プロジェクト・ノオトオン
phase:1
2011. 9. 27---10. 2
月眠ギャラリー

「テーブルの上の137億年」
大音量のノイズミージックとともに、試走するミクロとマクロのモノクロ映像が、
揺れる半透明のスクリーンに、巨大なキューブ状に浮かび上がる映像インスタレーション。
プロジェクト・ノオトオン
[SHC#18]参加
2011. 8. 27
FLOAT

「テーブルの上の137億年」
大阪市西九条安治川倉庫のFLOATで行われる、ヘッドホンで聴く、屋外の映像と音のイベント【SHC #16】に参加。
プロジェクト・ノオトオン
prototype:
Live [Line Colour Folm]
2011. 2. 19
月眠ギャラリー
プロフィール
「プロジェクト・ノオトオン」とは、音と映像と物質的空間によって、その表現の可能性と実験を行うプロジェクト名です。2011年2月に月眠ギャラリーでの「Line Colour Form」のインスタレーション及びライブパフォーマンスをプロトタイプとし、音楽家の豊田奈千甫、映像作家の吉光清隆、造形作家・デザイナーの黒田武志で始動。プロジェクト名のように固定された色を持たず、毎回違ったアプローチで、この世界の形や意味を解き明かす為の試みを続けていきます。

「ノオトオン」とは「ノート」と「トーン」を組み合わせた造語。
 note = 音・音符・匂い・香・覚え書き・注釈・短い手紙
 note on = 鍵盤を押す note off = 鍵盤をはなす
 tone = 色合い・音色・濃淡・明暗

ノオトオン = note + tone
ノオ トオン = no tone(音が無い・色が無い・匂いが無い)
ノオト オン = note on(鍵盤を押す ノートの上の記録)
ノット ワン = not one(一つでは無い・どれ一つとして)
ノオ ト オン = 脳 と 音
コンセプト
あふれかえる音、満たされる光、混ざり合う匂い、あらゆるモノが反乱するこの世界の中で 僕らは考える 「音が無い ということ」「光が無い ということ」「匂いが無い ということ」。音も無く、光も無く、匂いも無い そんな世界の中に もう一度 「音を刻む ということ」「光を届ける ということ」「匂いを生みだす ということ」
メンバープロフィール
豊田奈千甫 Toyota Natiho
2000~2006年のBABY-Q DANCE COMPANYの全作品の音楽を担当、以後、作品により楽曲提供。 空間を立体的に考察したサウンドデザインを行う。大阪HEPHALLプロデュースによる演劇「ハムレット」他、演劇、パフォーマンスの楽曲を制作。2010年1月、ノンバーバルパフォーマンス公演『ギア(Gear)』、3月、東野祥子ソロダンス「VACUUM ZONE」の音楽担当。7月、鐘岡美心(Mishin Kaneoka)ソロダンス公演『DEAR』楽曲提供。また2009年からバンドWATER FAIのドラマーとしても活動。
http://www.natiho.com/

吉光清隆 Yoshimitsu Kiyotaka
映像作家。インスタレーションや舞台作品、パフォーマンスなど空間を意識した映像作品を制作している。演劇、ダンス、現代美術など様々なアーティストに対しての映像提供、協力も多数。建築物の形を利用した映像を投影する「Architecture Projection」プロジェクト等を展開中。ソロ作品に「layer」神戸ビエンナーレ2007、「colors」BIWAKOビエンナーレ2010、等がある。また、言葉を使用しないパフォーマンスグループ「the original tempo」のメンバーとしてシンガポール・韓国・ロンドン・スコットランド等での公演を行う。デザイン事務所cursorとのユニットで、生活の中にあるものを今までと違う感覚でデザインする「mono×life×projection」としても活動中。

黒田武志 Kuroda Takeshi
造形作家・グラフィックデザイナー。大阪を中心にインスタレーション、オブジェ等の作品を発表。桐野夏生・島田荘司など小説の表紙に作品が使用される。2001年美術館巡回展『BoxArt〜箱の中の秘められた宝物たち』で世界のBOXARTアーティスト32人の中に選ばれる。また、雑誌・単行本のアートディレクターション・ロゴタイプ等、グラフィックデザイナーとしても活躍。演劇との接点も多く、数々の劇団のフライヤーやパンフレットを手掛る他、劇団「維新派」などの舞台美術も担当。2008年2月の大規模個展『百年後の博物館』では商業ビルの最上階に廃校の博物館を出現させ作品を展示。2008年8月~2010年1月は18ヶ月間毎月新作を発表する連続プロジェクト「新作実験室[6×3≠18]」を、2010年は現存する最古の酒蔵と日本家屋での個展「ナマエのないカタチ」を開催と独特の場所と形態で作品を発表。オブジェ作品集に『ON THE PAPER』『不純物100%』がある。
http://www.sandscape.biz